俳句を始めたH22年(2010年)1月~H26年までの5年間の句会での、「特選」句をまとめた。
句の前の数字は、作った月で、季語の月でもある。
◆H22
特選なし
◆H23
3月蜆汁一粒づつに母の味
4 若きらが耕してをり休耕田
5 稜線を一筆で描く夏霞 *
6 筍の一ト日三尺天空へ
9 獺祭忌謝しつ楽しむ五七五
9 空蝉を胸に飾りて親子笑む
12 石塊となりし羅漢や山眠る *
12 生きものを丸ごと抱へ山眠る
◆H24
1月双六や行きつ戻りつ吾が人生
1 初夢や句会でなんと特選に
1 霜柱踏んでごらんと誘はるる
3 両岸の桜従へ舟往けり
3 醍醐寺をまるまる抱へ山笑ふ *
4 舟先のかもめ導く花見かな
5 蜘蛛の子ら八方に散り一人立ち
6 風に乗り蜘蛛するすると向ふ岸
6 夕立の過ぎし樹間に富士浮び
6 青空に入道雲の競ひけり
8 サングラス何でも出来る気になりし
9 生きざまを粋な一句に生身魂
11 山門を守(も)る大楠の茂りかな
12 落鮎や刺身田楽焼きフライ
6月に「さいたま文芸H23」へ応募し「優秀賞」を受賞。上記の*付きの句を使った
・醍醐寺をまるまる抱え山笑う *
・山寺の磴に点々落椿
・稜線を一筆で描く夏霞 *
・剣岳入道雲と競いけり
・石塊となりし羅漢や山眠る *
◆H25
6月田を植ゑし足跡深き棚田かな
6 ロン模様網目のどこに刃を当てむ
8 雲の峰風神雷神のぞきけり
10 藁ぼつち崩れもせずに立つてをり
10 境内の紅葉黄葉を踏みにけり
11 木の葉髪祖父の碁敵また逝けり
◆H26
2月湖底より公魚の息感じ釣る
2 図書館の暖房やよし老いの日々
3 啓蟄や旅立つ君の幸祈る
6 五月闇円空仏のほほゑめる
7 剣先の汗ににじむも面一本
9 椋鳥の渡る相談ギャーギャーと
9 颱風の爪痕片すボランテア
11 訪ねたる校庭久し帰り花
12 着膨れて偉くなりたる気分かな
句の前の数字は、作った月で、季語の月でもある。
◆H22
特選なし
◆H23
3月蜆汁一粒づつに母の味
4 若きらが耕してをり休耕田
5 稜線を一筆で描く夏霞 *
6 筍の一ト日三尺天空へ
9 獺祭忌謝しつ楽しむ五七五
9 空蝉を胸に飾りて親子笑む
12 石塊となりし羅漢や山眠る *
12 生きものを丸ごと抱へ山眠る
◆H24
1月双六や行きつ戻りつ吾が人生
1 初夢や句会でなんと特選に
1 霜柱踏んでごらんと誘はるる
3 両岸の桜従へ舟往けり
3 醍醐寺をまるまる抱へ山笑ふ *
4 舟先のかもめ導く花見かな
5 蜘蛛の子ら八方に散り一人立ち
6 風に乗り蜘蛛するすると向ふ岸
6 夕立の過ぎし樹間に富士浮び
6 青空に入道雲の競ひけり
8 サングラス何でも出来る気になりし
9 生きざまを粋な一句に生身魂
11 山門を守(も)る大楠の茂りかな
12 落鮎や刺身田楽焼きフライ
6月に「さいたま文芸H23」へ応募し「優秀賞」を受賞。上記の*付きの句を使った
・醍醐寺をまるまる抱え山笑う *
・山寺の磴に点々落椿
・稜線を一筆で描く夏霞 *
・剣岳入道雲と競いけり
・石塊となりし羅漢や山眠る *
◆H25
6月田を植ゑし足跡深き棚田かな
6 ロン模様網目のどこに刃を当てむ
8 雲の峰風神雷神のぞきけり
10 藁ぼつち崩れもせずに立つてをり
10 境内の紅葉黄葉を踏みにけり
11 木の葉髪祖父の碁敵また逝けり
◆H26
2月湖底より公魚の息感じ釣る
2 図書館の暖房やよし老いの日々
3 啓蟄や旅立つ君の幸祈る
6 五月闇円空仏のほほゑめる
7 剣先の汗ににじむも面一本
9 椋鳥の渡る相談ギャーギャーと
9 颱風の爪痕片すボランテア
11 訪ねたる校庭久し帰り花
12 着膨れて偉くなりたる気分かな
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