2014年5月21日水曜日

「さいたま市民文芸」へ応募

さいたま市が毎年募集している「さいたま市民文芸」。今年も応募した
テーマは2012年「山」 2013年「生きる」   2014年「米作り」。

◆2014年 題名 「震災地栄村で米作り支援」  応募した・・・発表は秋
1.直したやくの字となりし田植跡
2.山水の満ち満ちてゐる青田かな
3.腰伸ばし腰叩きつつ稲を刈る
4.黄金なる稲架並びたる棚田かな
5.山あいに脱穀の音響きけり
2011年から毎年、米作りボランティアへ出かけている。米作りは経験していなかったので、楽しみながらお手伝いしている。田植え、草取り、稲刈り、脱穀と6月~10月に、最大4度出かける。

◆2013年 題名「生きる」 選外
1.竹の子や一日三尺天空へ
2.蜘蛛の子ら八方に散り独り立ち
3.竿影に身を翻す岩魚かな 
4.鯊釣られ仁王顔して睨みけり
5.草木の生命力や雪溶かし 

◆2012年 題名「山」 優秀賞受賞
1.醍醐寺をまるまる抱え山笑う
2.山寺の磴に点々落椿
3.稜線を一筆で描く夏霞
4.剣岳入道雲と競いけり
5.石塊となりし羅漢や山眠る
最後の羅漢の句を褒めてもらった。房総・鋸山へ登ったときの百羅漢の句だ。
俳句を2011年に始めて2年目の初投稿で、いきなりベスト5に入る優秀賞。これが、随分励みになっている。

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